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リエージュのワロニー歌劇場?!? [RR関連]

 各劇場の来シーズンの演目、キャストが、ぼつぼつ出てきています。R.ライモンディは、今のところ、トリノで《ファルスタッフ》、リエージュのワロニー歌劇場で《トスカ》、2008年メトで《セビリアの理髪師》のドン・バジリオ....こんなところでしょうか。
 リエージュのワロニーOpéra Royal di Wallonie、知らないなぁ、リエージュって、フランス語っぽいけどどこかしら? ベルギーですか、なるほど。私が知らないということは、ライモンディは、ワロニー歌劇場は、おそらくはじめてだとおもいます。縁もゆかりもないベルギーの小都市の歌劇場になぜ?....ですが、あぁ、なるほど、そういうことなのね.....なんです。
 これが、偶然にも3月27日の記事ジョン・モードラー ( モンテカルロ歌劇場芸術監督 ) 退任記念GALA LYRIQUEと関係あるんです。つまり、ジョン・モードラー 退任後のモンテカルロ歌劇場芸術監督に現ワロニー歌劇場総支配人ジャン・ルイ・グリンダJean-Louis Grinda が就任して、現ボローニャ歌劇場監督のステファノ・マッツォニスStefano Mazzonisが、ワロニー歌劇場総支配人に就任、ということで、ボローニャ歌劇場とは非常に縁の深いライモンディが、出演するということなんでしょうね。
(Stefano Mazzonis di Pralafera:2002年9月ボローニャ歌劇場芸術監督就任、57歳)


この人事は、昨年決まっていたようで、その時の記事の要約です。
 『2006年1月21日、Opéra Royal de Wallonie の運営委員会は、ステファノ・マッツォニスをリエージュの劇場の総支配人兼芸術監督に任命した。各国出身の国際的な23人の候補者の中から、特に厳密な手続きをふんで選任したものである。任期は、2007年8月から5年とする。
 マッツォニスの抜擢について市長は、「リエージュは、国際的に評判の高い人物、イタリアにおいて非常に評価の高い重要な歌劇場であるボローニャ歌劇場監督を招くことができた。」と発表した。
 ワロニー歌劇場は、1820年に建てらたが、20万ユーロ(約3億円)の予算で、ボローニャ歌劇場とほぼ同規模の収容数、1100席の劇場に改修する予定である。ワロニー歌劇場は、北ヨーロッパの最も重要なオペラ劇場の一つであり、ベルギーにとって、オランダ、ドイツそしてフランスとの文化的中継地でもある。この任命により、ボローニャ歌劇場も、国際的な権威を示すこととなり、そのことは、ベルギーのすべてのメディアによって明らかにされた。』

★こちらに新総支配人マッツォニスの来シーズンの演目についての記事があります。Avec Mazzonis, c'est l'opera di Liegi  Addio, Janacek, Zemlinsky ou Wagner ? イタリアオペラ路線で行きます、ということなのかしら??けっこう批判的な記事のような感じもしますが......

今わかっている来シーズンの予定:
♪9/20,23,29 ドン・パスクアーレ(チューリッヒ)
♪10/9, 12, 16, 21, 24  ファルスタッフ(トリノ)
♪11/20,23,25,27,29 12/1 トスカ/スカルピア(リエジュ・ワロニー歌劇場)
♪2008年 1/7,14,21,25,29 セビリアの理髪師/ドン・バジリオ(NYメト)シャスラン指揮,ガランチャ


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